2013.7.21 【たんぼまわりの生き物調査】に沢山の方が集まりました。
姿川環境保全会とJAうつのみやとの協賛で毎年行なっているイベントです。毎年300名以上参加されているようで、スタッフの皆さんも大忙しでした。
今回もたんぼの一角を開放して子供たちと親御さんが一緒に生き物を採取していました。その光景は、親子の絆とか親から子供への愛情を感じました。
今の時代たんぼに入って生き物を採取すると言うことは、このような機会でないと出来ない背景になってしまったようです。
昔の子供の遊びは、家に居ることはなく外が遊び場でした。今はコンピューターゲームの時代外で、走り回り泥だらけになって遊ぶことも少なくなって来たようです。今回のイベントが増えてきて、何時しか当たり前のように虫取り網を手に遊ぶ子が増えていくことを切に願います。
さて今回の生き物調査はどうだったでしょうか?
どじょう、東京だるまがえる、おたまじゃくし、たにし、あまがえる、みずすまし、げんごろう、みずかまきり、たいこうち、たがめ、等々。沢山の生き物が採取できました。
採取生き物を専門の先生方が分かりやすく説明され、子供たちは目を輝かせながら聞き入っていました。
たんぼも農薬とか化学肥料を使用すると収穫は上がりますが、環境が破壊され虫たちの生息もなくなり生態系危ぶまれ、至っては人間にも害が及ぶのです。
何よりも安全性が損なわれます。
姿川環境保全会はこのような取り組みを継続し安心、安全な農産物を提供しているようです。
これからもEAT HILLSは姿川環境保全会を応援していきます。
2013.2.7 姿川環境保全会の活動が地元新聞社(下野新聞)に掲載されました。
記事には保全協会の役員方のコメントが載せられています。自然環境の保護によって農業のあり方(安心、安全な米作り)を優先に地域住民や、一般ユーザー方にアピールできる活動を、続けて行く重要性を説いています。鈴木会長はSUZUKI BRANDを地域ブランドとして進めて行きたい方針である。とコメントしています。
2012.11.25 今回初めて保全活動に参加させて頂きました。
上欠沼生物調査、全てボランティア。地域の農家の方々を中心に大規模な活動でした。
高校生(白楊高校)、一般参加者も大勢来られて、沼を端から端まで地引網を引く要領でさらいました。網の領域狭め、中の魚達を参加者達が小網ですくい上げ、外来魚と昔から沼に生息する生き物達に分け沼の環境が維持されました。この沼の調査は、2年に一度行なっているようです。
選り分けられた魚を、子供たちに説明も行なわれていました。
その中で印象に残った説明があります。
「これは、ブルーギルと言ってこの沼に住んでいる魚ではありません。外国からきた魚です。性質は何でも食べてしまう雑食性で繁殖率が高い魚です。このままにして置くと、この沼はブルーギルだらけになってしまいます。可愛そうですが今日処分されます。この魚は決して悪者ではありません。これを持ち込んだ人間が悪いのです。だから生き物を飼う時には責任を持って最後まで面倒を看ましょう。飼えないからと言って川や池に放さない様にしましょう。」
そうです。外来魚が悪者ではなく、人の驕り(おごり)が環境を破壊して行くのです。
環境保全会のコンセプトである自然との共存、生き物との共生が分かった一日でした。
最後に保全会の皆様、参加された方々お疲れ様でした。